VFR solution

EVO Maxと、SOTENのデモ飛行を実施~広島県呉市消防局様~


広島県呉市にて、小型空撮用ドローンのデモ飛行を実施いたしました。

広島県は、土砂災害危険箇所数が約32,000箇所と全国一位の県で、海や川など自然が豊かな地域も多いため、水難事故も起こりやすい土地です。
今回お伺いした呉市も例外ではなく、2018年7月の西日本豪雨災害の際には土砂流出や床上浸水などの甚大な被害があり、鉄道・道路の寸断により物流が滞った地域もあったそうです。
また、大きな災害時以外でも、山や川、海での事故は常に起こりうるので、日頃からの災害対策が重要と考えていらっしゃるとのことでした。
今回ご覧いただいたドローンは以下の2機体です。

・国産産業用ドローン「SOTEN」
・小型空撮機「EVO Max」
どちらも災害時の初動対応として空からの確認を行うのに適した機体です。

飛行申請を出し、飛行前準備を行う様子も一緒にご確認いただきながら、
各機体の特徴や性能を紹介いたしました。

国産ドローン「SOTEN」

消防においては国から具体的に推奨された機体メーカーはないものの、やはり業務上セキュリティ面は気にされていらっしゃるご様子で、国産の機体にご興味を持っていただけていました。
SOTENは発売以降ソフトウェアの性能が格段に上がっており、安定した飛行が行えます。

小型空撮機「EVO Max」
世界でもトップクラスの性能を誇るAutel社の機体ということもあり、離着陸時の最大耐風性12m/s、防水・防塵性能の保護等級もIP43と、天候に左右されず安定した飛行が可能です。
高性能カメラのズーム機能や赤外線カメラや、人や車などを感知するAIセンサーの使用方法等もご紹介させていただきました。

▶︎昨年デモを行った際にも詳しい性能をご紹介しています

全国の消防様にお伺いした中で特に多いのが、水難事故の捜索時にドローンを活用したいというご要望です。陸からの視点のみだと水面で光が反射して水の中が見えづらく、真上の視点から水中を確認できるだけでも大きな意味があるそうです。
モニターに映る映像を入念にご確認いただきながら、人を認識して自動で追尾する機能など、人命救助に役立ちそうな機能の実演も行いました。

今後、導入した場合の活用用途に関して、大きな可能性を感じていただけたのではないでしょうか。

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